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アルヴァ・アアルトの椅子の特徴とは?!|湘南平塚・iraka-renovation|リノベ専門

アルヴァ・アアルトの椅子の特徴とは?!

narita takashi
narita takashi

日常生活において、椅子に座って作業する時間が長いと感じている方が多いのではないでしょうか?

椅子によって、室内の雰囲気が変わります。
リノベーション・リフォームを行う際、室内の雰囲気に合った椅子はどれか検討することが重要です。

今回はアルヴァ・アアルトが手掛けた椅子の特徴について解説するので、気になる方は参考にしてください。

アルヴァ・アアルトは一体どのような人物なのか

アルヴァ・アアルトはフィンランド出身の家具デザイナー。
家具デザイナーだけでなく、建築家としても活躍していたことでも有名です。
機能主義やモダニズム文化を作品に反映しています。

1931~1932年には、パイミオのサナトリウムだけでなく、院内で用いる家具や照明器具などもデザイン。
1935年にアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがデザインした家具・照明器具・テキスタイルを販売するためにアルテックを創業します。

アルヴァ・アアルトの椅子の特徴

アルヴァ・アアルトが手掛けた椅子の特徴として、主に以下のものが挙げられます。

・木の温もりを活かしている
・L-レッグの製法を取り入れている
・シンプルなデザイン

ここでは、各特徴について説明するので、アルヴァ・アアルトが手掛けた椅子を購入するか悩んでいる方は一度参考にしてください。

木の温もりを活かしている

アルヴァ・アアルトが手掛けた椅子には、フィンランド産のバーチ材が用いられています。
バーチ材は光沢があるのに加え、肌触りが良いのが特徴に挙げられます。
水や傷に強いのもメリット。
椅子などの家具だけでなく、床材にも用いられる場合があります。

L-レッグの製法を取り入れている

アルヴァ・アアルトがデザインした椅子には、L-レッグが用いられています。
L-レッグは曲げ木技術のこと。
フィンランド産のバーチ材にスリットを入れた後、薄いベニヤ板を挟み、圧力をかけてフィンランド産のバーチ材を曲げます。

アルヴァ・アアルトは家具の量産が必要と考え、オットー・コルネホンと共にL-レッグの研究をした経緯があります。

シンプルなデザイン

アルヴァ・アアルトの椅子は機能性を重視しているのに加え、シンプルなデザインに仕上がっているのも特徴の1つ。
使う人の立場に配慮し、椅子などの家具をデザインしています。

アルヴァ・アアルトが手掛けた椅子

アルヴァ・アアルトは一体どのような椅子をデザインしたか気になっている方も多いのではないでしょうか?
主に以下の椅子をデザインしています。

・スツール60
・チェア66
・チェア69
・チェア611
・41ARMCHAIR PAIMIO

ここでは、アルヴァ・アアルトが手掛けた椅子の一例について解説するので、新しい椅子を探している方は参考にしてください。

スツール60

スツール60はヴィープリ図書館で使うことを目的にデザインされた椅子。
アルヴァ・アアルトの代表作です。
3本の脚と1つの座面からなります。
シンプルなデザインに仕上がっているのがポイント。

椅子としてだけでなく、サイドテーブルやディスプレイ台として使えるのがメリットに挙げられます。
カラーバリエーションが豊富なので、室内に合った色があるかチェックしてはいかがでしょうか?

チェア66

チェア66もスツール60同様、シンプルなデザインの椅子です。
背もたれが広く、腰掛けた際に程よくしなります。
大きな穴が背もたれに開いているため、持ち運びしやすいのがメリット。
ヘルシンキを舞台にした映画「かもめ食堂」に登場した椅子としても有名です。

本体や座面のカラーバリエーションが複数存在します。
チェア66を室内に置く際、どのカラーバリエーションが室内の雰囲気に合っているかチェックしてください。

チェア69

チェア69は座面が広いのに加え、カーブがかかった背もたれが特徴に挙げられます。
しっかりとした座り心地がチェア69のメリット。
住宅だけでなく、学校やカフェなどに用いられています。
長期にわたって使い続けることにより、風合いが増します。

チェア611

チェア611はリネンのウェビングテープが用いられた椅子。
リネンのウェビングテープで座った人の重みを受け止めます。
アルテック創業時から生産され続けています。

リネンのウェビングテープを交換することで使い続けられるので、アルヴァ・アアルトの椅子に興味がある方は一度チェックしてはいかがでしょうか?

41ARMCHAIR PAIMIO

41ARMCHAIR PAIMIOは、パイミオのサナトリウムに入院している結核患者のためにデザインされた椅子。
有機的なカーブを描くフレームに座席が固定されています。
弾力性に優れているのが特徴です。

経年劣化によって木材の歪みが起きにくいのも41ARMCHAIR PAIMIOのメリット。
分厚い1つのフレームを半分に分割し、両端に設置していることが木材の歪みが起きにくい理由に挙げられます。

まとめ

アルヴァ・アアルトはデザインした椅子は多岐にわたります。
座り心地やデザインなどを踏まえ、どの椅子を購入するか検討することが重要。
リノベーション・リフォームのコンセプトを明確にした上で新たに購入する椅子を決めることをおすすめします。

椅子などの家具について悩みがある方は信頼できる業者に一度相談してください。
業者によっては、家具選びに同行する場合があります。

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この記事を書いた人

成田 崇

住宅関係の仕事に20年以上従事。

趣味の海外旅行先で

「日本住宅の雰囲気なの無さ」に気づき

豊かに暮らせる空間とは?!と考え始める。

ホンモノの素材を使い豊かに暮らせる生活を提案しています。

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