アルヴァ・アアルトの代表的な家具とは？！

デンマークやノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどで製造された北欧家具。
リノベーション・リフォームなどを機に、北欧家具を新たに購入する方もいます。
北欧家具の種類は多岐にわたるため、どれを購入するか迷っている方も多いのではないでしょうか？

今回はアルヴァ・アアルトの代表的な家具を取り上げます。
新たに家具を揃えたいと感じている方は一度参考にしてください。

アルヴァ・アアルトとは

アルヴァ・アアルトはフィンランドのクオルタネ出身の建築家・家具デザイナーです。
家具だけでなく、200を超える建物のデザインに携わったことでも知られています。
1921年にヘルシンキ工科大学を卒業した後、自身の設計事務所を1923年に設立。
アルヴァ・アアルトは多くの建築家に影響を与えています。

1931～1932年にパイミオのサナトリウムのために開発された家具のデザインで注目を集めた後、アルテックを1935年に創業します。
創業した目的はアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがデザインした家具・照明器具・テキスタイルを販売するため。

2023年にアルヴァ・アアルトの生涯を題材にした映画「アアルト」が公開されています。
映画館で「アアルト」を見た方もいるのではないでしょうか？

アルヴァ・アアルトの代表的な家具

アルヴァ・アアルトは数多くの家具をデザインしています。
数ある家具の中から住宅に合った物を購入しましょう。
リノベーション・リフォームなどを予定している方に向けて、アルヴァ・アアルトの代表的な家具を取り上げます。

スツール60

スツール60はアルヴァ・アアルトが1933年にデザインした椅子。
サイドテーブルやディスプレイ台としても利用できます。
小物などを1ヵ所に飾りたいと感じている方はスツール60を購入するかどうか検討してはいかがでしょうか？

円形の座面に加え、3本の脚から構成されています。
最小限の材料でできているため、生活スペースを圧迫しないのもメリット。
軽量なため、持ち運びしやすいです。

チェア66

チェア66は背もたれが広めに作られているのが特徴。
腰を掛けると、背もたれが程よくしなります。
スツール60同様、シンプルなデザインです。
大きな穴が背もたれに開いているため、持ち運びしやすいのがポイント。

バーチをはじめ、ホワイトラミネートやホワイトラッカーなど、全部で5つのバリエーションが存在します。
室内の雰囲気に合ったバリエーションがあるかどうか一度チェックしてはいかがでしょうか？

チェア611

チェア611は背もたれと座面にリネンのウェビングテープが用いられた椅子。
体重をリネンのウェビングテープで優しく受け止めます。
リネンのウェビングテープを交換すれば、長期にわたって使い続けられるのがメリットです。

4脚までスタッキングできます。
生活スペースを確保したい場合、チェア611をスタッキングしてください。

デイベッド710

デイベッド710はベッドだけでなく、ソファとして使えます。
L-レッグの脚の上に木製のフレームを設置。
シンプルかつ頑丈な構造です。

80Aテーブル

80Aテーブルは1935年に発表されたテーブルです。
L-レッグの脚と天板からなります。
シンプルな構造なのに加え、強度に優れているのがメリット。
リビングやワーキングデスクなどに用いることができます。

テーブル90D

テーブル90Dは住宅だけでなく、公共施設でも利用されているテーブルです。
フィンランド産のバーチ材が用いられています。
シンプルなデザインのため、さまざまな場所に置きやすいのもポイント。
高さが少し低いので、センターテーブルに使えます。

サイドテーブル915

サイドテーブル915はループ型のフレームにバーチ材によるプライウッドの天板が取り付けられています。
パイミオのサナトリウムのプロジェクトのためにデザインされた家具です。

天板の縁が上に反っていることにより、物が落ちにくくなっているのがポイント。
本などを置く場所を設けたいと感じている方はサイドテーブル915を購入するか一度検討してはいかがでしょうか？

41ARMCHAIR PAIMIO

41ARMCHAIR PAIMIOはパイミオのサナトリウムに入院している患者のためにデザインされた椅子。
有機的なカーブを描くフレームに座席が固定されています。
弾力に優れており、腰掛けた人の体を受け止めます。

経年変化による木材の歪みが起きにくいのがメリット。
同じ椅子を長く使い続けたいと感じている方は一度チェックしてください。

ティートロリー900

ティートロリー900はバスケット籠とセラミックタイルを組み合わせた家具。
イギリスの紅茶文化・日本の木工技術や建築から着想を得て、デザインされています。
ティータイムに使えるだけでなく、小物をまとめて収納できるのがメリットに挙げられます。

まとめ

アルヴァ・アアルトが手掛けた家具は機能性にこだわっているのがポイント。
椅子やテーブル、ティートロリーなど、さまざまな家具をデザインしているので、気になる方は一度チェックしてはいかがでしょうか？

リノベーション・リフォームなどで北欧家具を新たに購入したいと感じている方は業者に一度相談することをおすすめします。
業者からのアドバイスを受け、自分に合った家具を購入してください。

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