2023年12月01日
ハンス・J・ウェグナーの有名家具とは?!
ハンス・J・ウェグナーはデンマークを代表する家具デザイナーとして知られています。
人によってはハンス・J・ウェグナーがデザインした家具の購入を検討しているのではないでしょうか?
ハンス・J・ウェグナーは数多くの家具をデザインしているので、人によってはいくつか目にしているかもしれません。
今回はハンス・J・ウェグナーの有名家具について触れていきます。
目次
ハンス・J・ウェグナーの有名家具
ハンス・J・ウェグナーがデザインした家具を購入する際、どのような特徴があるか押さえておくのが大事。
人によっては家具選びに慣れていないと感じているのではないでしょうか?
これから北欧家具を購入しようと考えている方に向けて、ハンス・J・ウェグナーの有名家具を紹介します。
Yチェア
Yチェアはハンス・J・ウェグナーの代表作。
Y字型の背板部分が特徴に挙げられます。
背もたれは美しい曲線を描いており、自然に体を預けることができます。
金具を用いていないのに加え、無駄な接合面もありません。
また、座面に職人が丁寧に編み込んだペーパーコードを用いているのがポイントです。
快適な座り心地を実現しています。
年数の経過と共に木肌や座面の色味が変化するのもポイント。
ビーチ材・オーク材・ウォールナット材が用いられています。
ピーコックチェア
ピーコックチェアは羽を広げた孔雀のようなデザインをした椅子。
ハンス・J・ウェグナーの友人かつライバルのフィン・ユールが名付けています。
スピンドルが矢に似ていることからアローチェアの呼び名もあります。
チャイニーズチェア
チャイニーズチェアは中国の明王朝の椅子をリデザインした椅子。
ハンス・J・ウェグナーが17~18世紀における中国の椅子からインスピレーションを受けたことからチャイニーズチェアと呼ばれています。
曲木を用いているのに加え、脚に貫を渡すことで強度を高めているのが特徴に挙げられます。
また、体に合うように背もたれを平たく削っているのもチャイニーズチェアのポイント。
座面に用いられている素材はペーパーコードとアニリンレザーです。
Yチェア同様、年数の経過と共に色味の変化が楽しめます。
ロッキングチェア
ロッキングチェアは1944年にハンス・J・ウェグナーがデザインした椅子。
ボーエ・モーエンセンとの共同作品として知られています。
ハンス・J・ウェグナーの妻であるインガ夫人が妊娠中においても立ち上がりやすくなることを意識したデザインに仕上げているのが特徴です。
スイング機能によって立ち上がりやすくなっているのが魅力。
フレデリシア社から販売されています。
別売で座面とネック用のクッションが存在します。
座り心地を求めている場合、クッションと一緒に購入するかどうか一度検討してはいかがでしょうか?
ザ・チェア
ザ・チェアはハンス・J・ウェグナーが1949年にデザインした椅子。
ハンス・J・ウェグナーは初めて自分の良さが出た椅子と称しています。
椅子の中の椅子という敬意が込められており、根強い人気を誇ります。
ジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンがテレビ討論会で使用したことが人気を博したきっかけ。
発売当初は評価されなかったことでも知られています。
接合面積を多くするためにフィンガージョイントと呼ばれる技法が用いられているのも特徴に挙げられます。
強度を出しつつ、デザイン性を向上させているのがポイント。
フィンガージョイントは他の家具にも用いられています。
フラッグハリヤードチェア
フラッグハリヤードチェアは1950年にハンス・J・ウェグナーがデザインした寝椅子。
ハンス・J・ウェグナーが浜辺で横になっている時に思いついたと言われています。
ヨットの旗を張るためのロープとスチールで構成されているのが特徴に挙げられます。
通気性が優れているのに加え、座り心地が良いのがフラッグハリヤードチェアの魅力。
パパベアチェア
パパベアチェアは大きなクマが両手を広げているようなデザインをしているのが特徴に挙げられます。
1951年にハンス・J・ウェグナーが発表しています。
座った際、体が程よく沈み込むのがポイント。
背もたれに角度が付いているので、パパベアチェアに体を預けられるのも魅力です。
使えば使う程、柔らかくなっていきます。
CH26
CH26はハンス・J・ウェグナーが初期にデザインした椅子。
人間工学に基づいて設計されています。
ペーパーコードを用いることで座り心地を良くしているのも特徴に挙げられます。
座面と脚の強度を高めることで安定性を向上。
全体のプロポーションを損なわないようこだわりが詰まっています。
ダイニングチェアとしてだけでなく、デスクチェアとしても用いることができます。
CH22
CH22はCH26同様、ハンス・J・ウェグナーが初期にデザインした椅子。
背もたれに施された楕円形の埋木が特徴に挙げられます。
座面フレームのコーナーにフィンガージョイントが施されています。
体を包み込むように支えるのがCH22の魅力。
フォールディングチェア
フォールディングチェアは1949年にハンス・J・ウェグナーがデザインした椅子です。
折り畳みできるのが特徴に挙げられます。
持ち運びしやすいのもポイント。
別売のフックで壁に掛けて置けるのもメリットです。
藤編みは自然なしなりを持っているため、体を優しく包み込みます。
座面の延長が後脚に繋がっているので、背もたれと座面部分が深い角度に仕上がっているのも特徴のひとつ。
ゆったりとした椅子を求めている方は一度チェックしてはいかがでしょうか?
まとめ
ハンス・J・ウェグナーは数多くの有名家具をデザインしたデザイナー。
椅子によって、座り心地や持ち運びのしやすさなどが異なります。
実物を確かめ、購入するかどうか判断することが大切です。
リノベ・リフォームで北欧家具を購入しようと考えている方はハンス・J・ウェグナーがデザインした家具をいくつかチェックしてはいかがでしょうか?
自分好みの北欧家具が見つかるかもしれません。
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この記事を書いた人
成田 崇
住宅関係の仕事に20年以上従事。
趣味の海外旅行先で
「日本住宅の雰囲気なの無さ」に気づき
豊かに暮らせる空間とは?!と考え始める。
ホンモノの素材を使い豊かに暮らせる生活を提案しています。
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